FDEとは?AIコンサル・受託開発との違いと、静岡での支援先の選び方

顧客とエンジニアが業務課題から実装と改善を進めるイメージ

FORWARD DEPLOYED ENGINEER現場の中で理解し、
実装して、改善する。

FDEとは?AIコンサル・受託開発との違いと、静岡での支援先の選び方

FDE型支援のポイント

提案や納品だけで区切らず、業務の理解から実装、その後の改善まで同じ目的に向かって進めます。

01現場を理解担当者の仕事、制約、困りごとを捉えます。
02小さく試作実際の業務で使える形を早く確かめます。
03業務へ実装ツールと運用ルールを仕事の流れへ組み込みます。
04使いながら改善現場の反応と成果を見て継続的に直します。

「AIを導入したいが、研修を頼むべきか、開発会社へ相談すべきか分からない」。そのときに知っておきたい役割の一つが、FDEです。

FDEはForward Deployed Engineerの略。顧客の業務を理解しながら、技術的な実装や導入を進めるエンジニアの役割として使われます。

ただし、AI活用の相談すべてにFDEが必要なわけではありません。何を変えたいのか、誰が何を担当するのかを整理すると、必要な支援を選びやすくなります。

FDEは、顧客の課題と実装をつなぐ役割

例えばOpenAIのFDE職務説明では、顧客チームと密接に連携し、試作から安定した本番運用まで技術的な導入を担うことや、コードへの直接の貢献が含まれています。OpenAIのFDE職務説明

これは同社の職務例であり、すべての企業でFDEの仕事内容が同じという意味ではありません。一方で、単なる相談対応や、AIを使った文章作成一般を、そのままFDEと呼ぶと実装の担当範囲が分からなくなります。

発注者が確かめたいのは、名称よりも「現場を理解する人」「実装する人」「運用する人」が誰なのかです。

AI研修・AIコンサル・受託開発との違い

AI研修

社員がAIを使う力を身につけたいとき。知識と実践手順を社内に残します。

AIコンサル

課題の整理や方針づくりが必要なとき。優先順位と進め方を明確にします。

受託開発

作るものと要件が明確なとき。決めた仕様をシステムとして形にします。

FDE型支援

課題や要件が動くとき。現場に入り、試作・実装・改善を一緒に進めます。

各サービスの範囲は重なります。コンサルティング会社が実装まで担うことも、開発会社が業務整理や導入後の改善まで担うこともあります。

支援の入口 相談したいことの例 依頼前に確かめること
AI研修 社員が資料やSNSの作成にAIを使えるようになりたい 自社業務を題材にできるか。受講者の環境で実践できるか
AIコンサル・業務整理 どの業務にAIを使うべきか判断したい 診断・提案の後に、誰が設定や実装を進めるか
受託開発 必要なシステムや機能をつくりたい 仕様、接続先、検収条件、運用・保守の担当は誰か
FDE型の支援 現場で試しながら課題と実装を具体化したい 技術担当がどこまで実装し、利用者とどう改善するか

この表は発注時の整理であり、各業態の担当範囲を一律に制限するものではありません。

例1:資料やSNSの制作にAIを使いたい

担当者が文章の構成や画像案を考える際にAIを使い、人が内容を確認して仕上げる。こうした仕事では、研修や使い方の整理、テンプレートの設定で対応できる場合があります。

最初から大きなシステムを開発する必要があるとは限りません。「どの資料に使うのか」「誰が確認するのか」を決め、現在のツールで試せる範囲から検討できます。

例2:複数工程をAIエージェントにつなぎたい

SNS制作なら、情報の確認、投稿の設計、媒体別の原稿作成、管理表への記録という工程があります。

ここでは、AIに何を入力するかだけでなく、参照できる情報、不足時の質問、人が承認する箇所、成果物を保存する先を決める必要があります。

さらに、外部サービスを直接更新したり、定期的に無人実行したりするなら、接続権限や失敗時の扱いも検討対象になります。「AIエージェント」という名称だけでは、この範囲を判断できません。

例3:受付や社内システムへ組み込みたい

受付端末や社内データを使うシステムでは、回答をつくる機能だけでなく、利用できる情報、更新方法、機器の設置、障害時の連絡先なども関係します。

自社の課題に合うかを検証しながら、技術的な実装と業務側の調整を進める必要があるなら、FDE型の支援を含めて検討できます。キャラクター設計や研修の担当者が、機材やシステム保守まで担当するとは限らないため、役割を分けて確認しましょう。

静岡でAI支援先を選ぶときの確認点

1. 自社に近い「業務」の事例があるか

同じ地域の実績は相談時の参考になります。ただし、顧客名だけでなく、どの業務に何をしたのかを見ましょう。研修の事例と本番システムの事例では、判断できることが異なります。

2. 支援会社自身の担当範囲はどこか

共同事業なら、業務整理、開発、データ整備、研修、設置、保守などの役割分担を確認します。チームとしての成果と、各社が引き受けられる仕事を分けて理解するためです。

3. 人が確認する箇所が決まっているか

外部へ出す文章や画像、顧客に伝える情報は、誤りが仕事へ影響します。何をAIが進め、どの段階で誰が確認するかを確かめます。

4. 費用にどこまで含まれるか

初期設定や開発費だけでなく、利用するサービスの費用、追加修正、運用支援、保守、研修などの範囲を確認します。金額だけでなく、同じ範囲の見積りを比較することが大切です。

5. 担当者が変わっても続けられるか

アカウント、設定、資料、更新手順がどこに残るか。契約終了時に何を引き継げるか。導入時にこの点を確認すると、継続利用の判断材料になります。

まずは、変えたい仕事を一つ選ぶ

「FDEを依頼すること」自体が目的ではありません。資料づくりを改善したいのか、社員のAI活用を広げたいのか、受付や業務システムへ組み込みたいのか。変えたい仕事から、必要な研修・設定・実装を考えます。

makidai合同会社は静岡市清水区を拠点に、法人AI研修、資料・SNS・画像へのAI活用、AIエージェント導入、AI受付の支援に取り組んでいます。清水区・葵区・駿河区でAI活用を検討されている方は、対象業務がまだ整理できていない段階でもご相談ください。

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